大人の好きを詰め込んだアメリカンハウス

「世田谷ベースが憧れ」という施主旦那様の言葉をもとに、外観はスカイブルーに。少々くすみ感のある青が、人とは違う個性を感じさせます。ラップサイディングの外壁、深い軒のあるウッドデッキなど「俺の理想のアメリカン！」を追求したデザインになっています。

開放感のあるリビングが特徴となっており、フルオープンサッシを開ければ、風や光がたっぷりと入り、外と中の空間をひとつにします。晴れた日はウッドデッキでBBQなど、大人も子供も楽しめるアウトドアスペースに。

キッチン・ダイニングは施主奥様の好きな色「黒」をメインで使用。入り口をアーチ型にするなどの工夫で、黒を取り入れてもシックすぎない雰囲気にまとめています。

ダイニングにある造作机は、お子様の勉強スペース。壁の黒板は、お子様に勉強を教えたり、学校のプリントを貼っておくこともできる便利なアイテムです。キッチンの目の前にあるので家事をしながら、お子様の様子を見守れます。

キッチンの後ろには、冷蔵庫も入れられるパントリーを設置しました。生活感が出やすい食品や家電を収納し、すっきりと暮らせるように。造作棚で使いやすさも抜群！

また、アメリカンハウスには珍しい和室もあります。一人でゆっくりしたい時やお子様の遊び場にもなる便利な空間です。ポイントは収納スペースの下にある、堀こたつのような空間。お子様が絵本を読んだり、机を使ってオモチャで遊べるようにしました。「どう使おう？」と考えられる自由な空間は、大人の遊び心もくすぐられるでしょう。

玄関にはシューズクロークだけでなく、アウターなど衣類をかけられる収納スペースを設置。朝の忙しい時間でも１階２階を行き来することなく、サクッと準備が済むようにしています。さらに、階段下のデッドスペースは掃除用具などの収納空間に。生活感が出やすいものを収納し、家族が過ごすLDKからは見えないよう設計しました。

２階は主寝室と子ども部屋が３つ。ホール部分は広くし、部屋干しができるようにしました。大きな窓もあり、洗濯物を干しながらホッと一息つけそうな場所です。乾いた洗濯物は各部屋にすぐに持っていけるので、家事の時短にもなります。

ウォークインクローゼットも大容量で収納はバッチリ。夏服・冬服・アクセサリーなど、夫婦の物だけでなく、お子様の物まで収納できます。パイプ＆棚も設置して、より使いやすい空間にしています。それぞれの収納スペースは予め「何をどれくらい入れるか」を考えて設計しています。大人も子供も「決まった場所に収納する」が徹底でき、荷物の整理整頓も楽ちんに。